眉カットが苦手だという女性は多いのではないでしょうか?
しかも頻繁にお手入れしないとすぐに生えてくるので、困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、セルフ眉カットの方法から専門店選びのポイントまでまとめました。
この記事を読めば、眉カットに関する悩みが解消されますよ。
【シェーバー・眉バサミ】女性が眉カットするときのおすすめのやり方は?
女性がセルフで眉カットをするときに必要なアイテムは5つ。
- アイブロウペンシル(またはリキッド、パウダー)
- 眉用コーム
- 眉用はさみ
- 毛抜き
- 顔用または眉用シェーバー
この5つのアイテムを使って眉カットをする方法を、以下の手順にまとめました。
- アイブロウペンシルで理想の眉を描く
- 長い毛をカットする
- 不要な毛を抜く
それぞれ詳しく解説していきますね。
眉カットの手順①:アイブロウペンシルで理想の眉を描く
まずは理想の眉を描くところからスタート。
事前に眉を描いておかないと、仕上がりのイメージがつかず、カットしすぎてしまう場合があります。
眉には黄金比率があるので、まずはこの比率を目指すといいでしょう。
- 眉頭…小鼻の付け根~目頭の上
- 眉山…黒目の外側~目尻の上
- 眉尻…口角から目尻を繋いだ延長線上~小鼻の外側から目尻を繋いだ延長線上
- 眉の下ラインの角度…10°
- 眉頭と眉尻の高さ…水平か眉尻がやや上
- 眉の太さ…目の縦幅の1/2~2/3
特に角度など、細かい部分はわかりにくいので、目安として考えてください。
基本的には、元々の眉の形をベースにすると、整えやすく自然に仕上がりますよ。
形を変えたい場合も、一度は自眉に沿って整えてから調整するのがおすすめです。
このとき描く眉はカットのガイドラインなので、パウダーやマスカラなどを使ってきれいに仕上げる必要はありません。
カットしやすいようにしっかりと外枠を縁取りましょう。
眉カットの手順②:長い毛をカットする
理想の眉が描けたら、次にはみ出た長い毛をカットします。
コームでとかしながら、はみ出た部分だけをカットするのがポイントです。
コームでとかすときは、それぞれのパーツの毛流れに沿ってとかしましょう。
眉頭から眉山は上に、眉山から眉尻は斜め下に、といったようにとかします。
このように流れに沿ってとかし、コームをあてた状態で斜めや横からも見ながらカットすると、切りすぎが防げますよ。
長い分には後からまたカットしたらいいので、長めに残すくらいでカットするのがおすすめです。
難しい場合は、コームとはさみがセットになっているアイテムを使うと簡単にカットできますよ。
眉カットの手順③:不要な毛を抜く
最後に、眉から外れた部分の明らかに不要な毛を抜きます。
形を変えるのではなく、周りを整える工程です。
特に目尻の下に不要な毛が生えていると野暮ったく見えるので、丁寧に抜きましょう。
逆に眉の上の毛は目立たない産毛が多いので、1本1本抜く必要はありません。
産毛はシェーバーで優しく処理すると、メイクのりがよくなり眉メイクも映えますよ。
セルフで女性が眉カットするときの注意ポイントを解説
それぞれの工程でポイントをお伝えしましたが、他にも注意しておきたいポイントが4つあります。
- 眉カットの前に保湿する
- 無理やり剃ったり抜いたりしない
- 太い毛は剃らずに抜く
- 眉カット後はメイクオフして保湿する
こちらもそれぞれ解説していきます。
眉カットの注意ポイント①:眉カットの前に保湿する
眉カットには毛抜きやシェーバーを使います。
優しく処理していても、多少なりとも肌に負担がかかるものです。
特に肌が乾燥していると刺激になりやすいので、眉カット前に軽く保湿しておきましょう。
油分が多すぎるとメイクしづらいので、化粧水と乳液や軽めのクリームなどで整える程度に保湿します。
眉カットの注意ポイント②:無理やり剃ったり抜いたりしない
上手く処理できないからと強くシェーバーをあてたり、勢いよく抜いたりするのは肌への刺激になるのでNGです。
赤みが残ると眉メイクもきれいに見えないので、注意しましょう。
シェーバーは肌にそっと優しくあててください。
強くなぞったからといってしっかり剃れるわけではないので、欲張りすぎないのが大事です。
もし剃りきれない場合はシェーバーの刃が古くなっている可能性があります。
その場合は刃を替えてから眉カットをしてみてください。
それでも満足できない場合は、後にご紹介する眉カットのプロに頼むのも一つの手です。
毛を抜くときは、毛抜きを持っているのとは逆の手で皮膚を軽く引っ張りながら抜いてください。
そうすると抜きやすくなります。
眉カットの注意ポイント③:太い毛は剃らずに抜く
太い毛を剃ってしまうと、青くなって逆に悪目立ちすることがあります。
抜きやすくするために短くカットするのはいいですが、なるべく剃らないようにしましょう。
眉カットの注意ポイント④:眉カット後はメイクオフして保湿する
眉カット前の保湿も大事ですが、カットした後の保湿も同じように大事です。
眉メイクをした状態で処理しているので、メイクを落としてからしっかり保湿しましょう。
シェーバーや毛抜きなどで肌に負担がかかった後なので、特に眉周りは念入りに保湿してください。
普段使用しているもので問題ありませんが、もし選べるなら低刺激で保湿重視のスキンケア用品がおすすめです。
【美容院・専門店】女性が眉カットしたいときにはプロに頼むのもおすすめ!
これまではセルフでの眉カットの方法をご紹介してきました。
セルフもいいですが、仕上がりのクオリティを高めるならプロに頼るのもとてもいい方法です。
- セルフだと眉カットを失敗しがち
- まずはプロに整えてもらってその後のお手入れはセルフで頑張りたい
- 自分に似合う眉がわからない
- 悩みに合わせた眉カットや眉メイクが知りたい
上記のような考えがあるのであれば、プロに頼むのがおすすめです。
プロに頼むとなると、美容院と専門店の2種類があります。
この2種類は施術内容に違いがあるので、それぞれ解説していきます。
【美容院】眉カットを気軽にプロにお願いできる
美容院では髪のカットだけでなく、眉カットをしてくれるところも多いのはご存知でしたか?
メニューに書いていなくてもしてくれる場合があるので、まずは相談してみましょう。
できれば予約時に伝えておくとスムーズだと思いますが、当日の相談も可能です。
しかし、どの美容院でもいつでも眉カットができるわけではありません。
- 他の予約の関係で断られる
- 眉カットできる美容師がいない
このような理由で眉カットを断られることもあります。
確実に眉カットをしたい場合は、眉カットがメニューにある美容院を選び、予約しましょう。
「眉カット」で美容院を検索すると、すぐにメニューがある美容院が検索結果に出てきます。
女性向けの美容院や、施術写真に女性が多いところを選ぶと、女性向けの眉カットをしてくれますよ。
時間にすると5~15分、値段は0(※)~1,500円が一般的です。
(※0円というのは、他の施術と合わせると無料という場合のこと)
施術内容はこの記事でご紹介しているセルフカットとさほど変わりなく、シェーバーやはさみを使って整えるやり方です。
眉のことについて詳しく聞きたい場合や形を変えたい場合には向いていませんが、髪のケアと一緒に眉カットができるのが魅力ですよね。
【専門店】カット以外も選べて似合う眉も提案してくれる
専門店は眉毛サロンと呼ばれるような、眉のスタイリングに特化したサロンのことです。
眉の専門店なので、やはり眉のことに詳しく、仕上がりの良さや教えてもらえるテクニックなどは美容院に勝ります。
自分の顔や元の眉の形に合わせた眉デザインや、なりたいイメージに合わせた眉デザインを提案してくれるので、眉のことで迷ったら専門店に任せるのが間違いないでしょう。
眉毛サロンというと、ワックス脱毛など眉カット以外の施術も含んだサロンが多いもの。
眉カットだけをお願いしたい場合は、美容院と同様「眉カット」で検索しサロンを探しましょう。
眉カットだけであれば、時間にすると10~30分、値段は1,500~2,500円のサロンが多いようです。
カウンセリングに時間をかける分、美容院よりも時間も値段もかかります。
先述したように、シェービングやワックス脱毛、メイクアドバイスがセットになっているサロンも多いので、施術内容をよく確認してから予約しましょう。
時間と値段はさらにかかりますが、せっかくなら眉カット以外のワックス脱毛やメイクアドバイスもお願いすると、お手入れの頻度が減ったりセルフメイクのクオリティも上がったりしますよ。
眉だけにお金や時間をかけるのは抵抗があるかもしれませんが、プロにお願いする分よりきれいに仕上がったり眉に関する悩みを相談できたりするのが魅力です。
【デザイン性・技術】女性が眉カットしてもらえる専門店を選ぶおすすめの方法は?
専門店で眉カットをしてもらいたい場合、サロン選びから始めなければなりません。
そこでチェックしたい3つのポイントがあります。
- 眉の施術がメインのサロンかどうか
- 施術例が理想の眉に近いか
- 悩みに合ったメニューがあるか
それぞれのポイントについて、サロンの何を見て判断したらいいかを解説していきます。
眉サロン選びのポイント①:眉の施術がメインのサロンかどうか
眉の専門店といっても、まつげの施術を合わせて行っているサロンも多くあります。
もし眉について詳しく聞きたい場合や、より専門性の高いプロにお願いしたい場合は、眉の施術に力を入れているサロンを選びましょう。
選び方としては、まずサロンの名前を見ましょう。
「眉毛サロン」「アイブロウサロン」と書いてあるサロンや、まつげパーマと一緒に書いてあっても「アイブロウ&まつげパーマ」といったように、眉のことが先に書いてあれば眉の施術に力を入れているサロンだとわかります。
眉サロン選びのポイント②:施術例が理想の眉に近いか
眉の専門店には、施術例の写真を掲載しているサロンがあります。
施術例を見ると仕上がりのイメージがつきやすいので、必ずチェックしたいポイントです。
自分の理想とする眉の施術例が多いサロンを選ぶと、イメージ違いということが起きづらいですよ。
眉サロン選びのポイント③:悩みに合ったメニューがあるか
基本的には眉カットをお願いしたいところだと思いますが、それに合わせて悩みを解決してくれるようなメニューがあるかもチェックしましょう。
- ぼさっとした眉をきれいにしたい…ワックス脱毛やシェービング
- 似合う眉が知りたい…メイクレッスン
- 毛流れを出した今っぽい眉にしたい…眉毛パーマ
このように悩みに合ったメニューがあるかどうか、またサロンのブログなどを見て予約したい施術が自分に合っているかどうかをチェックするといいですよ。
プロに眉カットしてもらうときには安いだけの店舗を選ばないようにしよう!
安いから悪いとは限りませんが、値段だけ見ると失敗する恐れもあります。
眉は顔の印象を大きく左右するパーツなので、この記事でご紹介したサロンの特徴や選び方のポイントなどをふまえて、自分に合ったサロン探しをしましょう。
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