マツエクサロンなど美容関係のサロンは、いかにおしゃれな内装を作れるかがポイントです。
すてきな内装のサロンはお客さまの心をグッと掴みやすく、SNS映えもするのでリピーターが多い傾向にあります。
そこで今回は、マツエクサロンを開業する予定のある人・開業を目指している人必見!
マツエクサロンの内装を決めるときのポイントや注意点を詳しく解説します。
気になる内装費用の相場や、自宅など個人で内装を決めるときの注意点を合わせて紹介するので、こだわりの詰まった内装でマツエクサロンを始めたい人はぜひ参考にしてくださいね。
マツエクサロンの内装を決めるときに気を付けることは?
まず、マツエクサロンの内装を決めるときに気を付けることを解説します。
具体的な内装を決める前に、下記の4つの項目を意識することが大切です。
- サロンのコンセプト
- 違和感のない導線
- 充実した設備
- 色使い
そもそも、サロンの内装決めは何から始めたらいいの?と悩んでしまう人は多いですよね。
そこでここからは、マツエクサロンの具体的な内装を決める前におさえてほしい4つの項目を掘り下げて解説します。
マツエクサロンの内装決めのポイント①サロンのコンセプト
マツエクサロンの内装を考える前に、サロンのコンセプトが決まってないと次の段階へは進めません。
具体的には「どんなマツエクサロンにしたいのか」をイメージ出来ているかがポイントです。
例えば、
- 高級感のあるサロンにしたい
- アジアンテイストのサロンにしたい
- シンプルでスタイリッシュなサロンにしたい
など、コンセプトがしっかりしていれば自然とターゲットも決まってくるので、まずは自分の思い描くイメージや理想を書き出してみましょう。
コンセプトが明確なら次の導線・設備・色使いも決めやすいので、思い描くマツエクサロンのイメージに合った内装に仕上がりますよ。
マツエクサロンの内装決めのポイント②違和感のない導線
マツエクサロンの内装を決めるにあたり、導線や間取りに違和感があるのは良くありません。
受付・施術室・待合室・トイレなどの移動で、お客さまに無駄な動きをさせてしまう導線は印象を悪くしてしまいます。
さらに、施術するアイリストも導線が悪いと無駄な動きが多くなり、時間通りに施術ができずお客さまを待たせてしまう可能性も。
いくら内装がおしゃれでも居心地の悪いマツエクサロンはお客さまに支持されないので、スムーズかつスマートな導線や間取りを意識してください。
マツエクサロンの内装決めのポイント③充実した設備
お客さまに「また来たい!」と思ってもらえるマツエクサロンにするなら、設備の充実度も大事なポイントです。
マツエクサロンは女性のお客さまが多いので、クレンジングやメイク直しができるドレッサーがあると喜ばれます。
トイレにはウォシュレットを付け、生理用ナプキンを置いておく配慮を忘れてはいけません。
そして、小さなお子さまのいるママさんにはキッズスペースを設けることでさらに喜んでもらえます。
このような設備は、サロンのコンセプト決めでターゲットとなるお客さまの年齢層から導入を考えていきましょう。
マツエクサロンの内装決めのポイント④色使い
おしゃれな雰囲気、居心地の良いマツエクサロンを目指すなら、内装全体の色使いも注意しなければなりません。
使用する色の種類が多すぎると落ち着きがなくガヤガヤした雰囲気になってしまうので、色を3つに絞りコントラストのバランスを考えることから始めましょう。
まず、壁や床など土台に使う色をベースカラー・テーブルや椅子など大きな家具に使う色をメインカラー・上記2つを引き立てる色をアクセントカラーと言います。
サロンのコンセプトに合った3色を選び組み合わせることで、全体的に統一感が出て居心地の良いマツエクサロンに仕上げることができますよ。
相場はどのくらい?マツエクサロンの内装費用について
マツエクサロンを開業するなら、工事や道具代など費用がいくらかかるのかも気になるところ。
そこでここからは、マツエクサロンの内装費用について解説します。
まずは気になる内装工事について。
あくまで相場ですが、マツエクサロンの内装工事は坪単価20~50万円ほどです。
そのため、マツエクサロンが10坪なら内装工事に200~500万円かかるということになります。
工事代はできるだけ節約したい…と思うかもしれませんが、安く抑えすぎると業者ともめたり再工事が必要になったりというトラブルの原因になりかねません。
内装工事の費用はサロンのデザインや規模で大きく変わりますが、前述した相場より高めに見積もっておくことをおすすめします。
マツエクサロンの内装に必要な道具について
マツエクサロンの内装費用の大半は工事代になりますが、道具や備品などの費用も忘れてはいけません。
施術に必要な消耗品も含めると必要なものは数えきれないほどあるので、今回は特に高額な道具や備品を4つ紹介します。
マツエクサロンの内装費用として特に高額な道具や備品は下記の4つです。
- 施術用ベッドorリクライニングチェア
- ドレッサー
- 照明器具
ここからは、それぞれの道具の相場について解説します。
施術用ベッドorリクライニングチェア
まず、マツエクサロンは施術用のベッドorリクライニングチェアが必要です。
一般的にフラットなベッドは相場が安く、1台2~6万円ほどで揃えることができます。
しかし、昇降式や低反発仕様など使い勝手が良いものは若干高くなる傾向があるので注意してください。
リクライニングチェアはベッドより相場が高く、座り心地や使いやすさを重視すると1台10万円以上かかる可能性があります。
とは言え、中古品や格安サイトなら1台5~6万円で購入できることも。
そのため、道具代にかかる費用を抑えたいならいろいろなサイトを見比べて予算内で収まるベッドorリクライニングチェアを見つけましょう。
ドレッサー
マツエクサロンは女性のお客さまが多いので、施術前にアイメイクを落とすためのドレッサーがあると喜ばれます。
先ほど設備の充実度が大事であると解説した通り、ドレッサーはほとんどのマツエクサロンに置いてあるので、これから開業する人は必ず費用に入れておきましょう。
サロン専用のドレッサーは女優ミラーや照明など豪華な仕様になっているので、高級感を重視するなら1台10万円前後とかなり高額になる可能性も。
しかし、ドレッサーは大型家具店など店舗での取り扱いもあり、鏡・机・椅子を別々で購入すると安く抑えられます。
照明器具
マツエクサロンは内装の雰囲気によって、使用する照明器具にもこだわりたいものです。
1台3,000円~5,000円のお手頃価格の照明もありますが、高価なものは5~8万円ほどかかってしまいます。
しかも、照明器具はサロンのインテリア用だけではなく、施術中お客さまに当てるライトを複数用意しなければなりません。
施術用のライトはそれほど高額ではありませんが、おしゃれな内装にしようと間接照明や天井照明へのこだわりが強い人は要注意です。
インテリア重視で道具を揃えすぎると、内装費用が予算オーバーになってしまうので気を付けてくださいね。
自宅マンションなど個人でマツエクサロンの内装を決めるときの注意点
個人経営のマツエクサロンは、マンションなど自宅をサロンとして運営する場合もありますよね。
自宅をサロンにすれば内装の自由度は増しますが、下記の構造設備を満たしていなければ運営することはできません。
- 施術スペースが13平米(8畳)以上確保できている
- 施術室の照明が100ルクス以上ある
- 換気設備が十分にある
- 施術室と待合室が分かれている
個人経営であっても基本的に行政手続きは必要なので、自宅マンションだから届け出はいらない!なんてことはありません。
無断でサロンを始めると法律違反となり罰金を払わなければならなくなるので、個人で開業するときもしっかり手続きを進めておきましょう。
個人でマツエクサロンの内装を決めるなら生活感を出さない!
個人でマツエクサロンの内装を決めるなら、生活感を出さないよう注意が必要です。
そもそも、美容サロンはお客さまに非現実的な空間を提供するのが醍醐味。
マンションなど自宅をサロンとする場合も、日常的に見ているものをお客さまに見せないよう気遣いを忘れてはいけません。
例えば、玄関に靴を出しっぱなしにしたりトイレや洗面台の小物を置きっぱなしにしたりだと、せっかく来てくれたお客さまをガッカリさせてしまいます。
マツエクサロンのような美容サロンは清潔感が大事なので、細部にまで注意を払い生活感を出さなければ、自宅でもお客さまの要望を満たすくつろぎの空間を作ることができますよ。
インテリアなど内装にこだわったマツエクサロンを目指そう
こだわりの詰まったマツエクサロンを目指すなら「どんなマツエクサロンにしたいのか」というコンセプトをしっかり持つことが大事です。
コンセプトが明確ならインテリアなどの内装も決めやすく、イメージに合ったデザインのアイデアがどんどん浮かんできますよ。
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