女の子の目元をより魅力的に演出してくれるまつ毛パーマ。
少し前まではマツエクやつけまつげなど、まつげを強調するメイクが流行していましたが、最近は自まつ毛を活かしたメイクが人気です。
そのため、自分のまつ毛をナチュラルに盛ってくれるまつ毛パーマの人気が再燃しています。
定番の「Cカール」や「Dカール」をはじめ、近年は「次世代まつ毛パーマ」と呼ばれる施術方法が登場し、まつ毛パーマの種類も多くなっています。
まつ毛パーマをかけるとテンションが上がりますし、できるだけ長持ちさせたいですよね。
そこで気になるのが、「まつ毛パーマは種類ごとに持ちの違いはあるのか」ということ。
今回は、まつ毛パーマの種類ごとの持ちの違いについて紹介していきます。
できるだけ持ちの良いまつ毛パーマをかけたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもまつ毛パーマって種類ごとに平均的な持ちは変わる?
まつ毛パーマには「まつ毛パーマ」「まつ毛カール」「ラッシュリフト」「パリジェンヌラッシュリフト」といったように様々なメニューがあります。
サロンによって呼び方も様々であり、「何がどう違うのかわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。
まつ毛パーマの仕上がりは大きく分けて2種類
とても様々な種類のあるまつ毛パーマですが、その仕上がりは大きく分けて2つに分けることができます。
タイプ①:まつ毛を全体的にカールさせるタイプ
「Cカールパーマ」や「Dカールパーマ」などのように、まつ毛を全体的にカールさせるタイプのまつ毛パーマです。
昔からある施術方法であるため、「従来のまつ毛パーマ」と表現されることもあります。
専用の薬剤とロッドを使用して、その人に合わせてカールの強さを調節しながらパーマをかけていきます。
カールタイプのメリット
- カールのつけ方によってデザインが幅広い
- 可愛らしいデザインが好きな人に特に◎
- 重い一重まぶたでもまつ毛がしっかりと上がる
カールタイプのまつ毛パーマのメリットは、カールのつけ方によってキュートさを強調したり、セクシーさを演出したりというように、デザインの幅が広いことです。
自分の目の形や雰囲気、なりたいイメージに合わせてデザインを選ぶことができます。
くるんとカールしたまつげはお人形のようなぱっちりした目元を作ってくれるので、可愛い印象が好みの人に特におすすめです。
また、重い一重の場合でも、しっかりとしたカールがまぶたを引き上げて目を大きく見せてくれますよ。
カールタイプのデメリット
- まつ毛エクステを2カ月装着できない
- まつ毛が短い人の場合、より短く見えてしまうことも…
- 取れかけてきたときにバラつきが目立ちやすい
カールタイプのまつ毛パーマをかけた後は、まつ毛がカールした状態になるため、まつ毛エクステの接着面を確保できません。
そのため、まつ毛エクステをつけたくなったとしても、まつ毛パーマが落ちるまでの間2か月程度は装着することは不可能です。
また、まつ毛が短い人がまつ毛パーマをかけると、カールによってさらにまつ毛が短く見えてしまうといったデメリットがあります。
タイプ②まつ毛の根元を立ち上げカールをつけないタイプ
今まではまつ毛をくるんとカールさせるタイプのまつ毛パーマが主流でしたが、近年はまつ毛を根元から立ち上げ、カールをつけないタイプのパーマも登場しています。
「次世代まつ毛パーマ」と呼ばれ、「パリジェンヌラッシュリフト」「ラッシュリフト」「Iカール」などが該当します。
立ち上げタイプのメリット
- 目元からしっかり立ち上げるため、瞳を大きく見せることができる
- マツエクと併用できる場合もある
- 自まつ毛の長さを最大限活かせる
立ち上げタイプは、まつ毛を根元からグイっと立ち上げたデザインが特徴です。
根元からしっかり立ち上がったまつ毛は、まぶたを引き上げ瞳を大きく見せる効果もあります。
カールをほとんどつけないため、自まつ毛の長さを最大限生かすことが可能です。
また、施術方法によってはまつ毛エクステと併用できる場合もあります。
まつ毛パーマだけでは、自まつ毛以上の量や長さを増やすことはできません。
ですがまつ毛エクステと併用することで、まつ毛を上げつつボリュームアップも叶う点が嬉しいポイントですね。
立ち上げタイプのデメリット
- まぶたが重いとしかっかりと上がらないことも
- カールタイプと比べてデザインの幅がない
- 自まつ毛の長さや量で仕上がりが左右される
立ち上げタイプのまつ毛パーマの場合、根元のみに施術を行います。
そのため、まぶたが厚いと重みでまつ毛が押され、まつ毛が上がりにくくなることも。
また、自まつ毛の長さや量で仕上がりが左右されたり、カールタイプのまつ毛パーマと比べてデザインに幅がないといったデメリットがあります。
持ちが良いのはどっちなの?
通常、カールが緩いタイプのデザインは、しっかりとしたカールを持つCカールなどのデザインよりも、パーマが取れやすい傾向がありました。
ですが、近年は薬剤の質の向上により、カールのほとんどつかない立ち上げタイプのデザインでも持ちが悪いといったことはありません。
※むしろ「次世代まつ毛パーマ」と呼ばれる新しいまつ毛パーマは、立ち上げタイプですが従来のカールタイプよりも持ちがよいこともあります。
パーマそのものが落ちるというよりは、まつ毛の生えかわりによってまつ毛が元の状態に戻っていきます。
一般的にまつ毛パーマの平均的な持ちは3週間から1カ月半程度と言われていますが、持続期間の目安となるのが、まつ毛の毛周期です。
まつ毛の毛周期は1カ月~1カ月半程度とされており、施術を受けてから1カ月ほどすると、パーマのかかっているまつ毛と新しく生えてきたまつ毛が混じり始めます。
そのため、カールタイプでも立ち上げタイプでも、1カ月程度で毛先にバラつきを感じたり、カールが落ちてきたと感じる人が多いようです。
まつ毛パーマの平均的な持ちが分かれば適切な施術頻度も分かる!
まつ毛パーマの平均的な持ちは、1カ月~1カ月半程度ということをご紹介しました。
早い人では3週間程度で取れてきたと感じる人もいますが、その場合はすぐにかけなおししても問題ないのでしょうか。
一般的にサロンで推奨されるかけなおしの時期は、施術後1カ月~1カ月半とされる場合が多いです。
バラつきが気になりだしたらすぐにかけなおしをしたいと考える方もいるかもしれませんが、あまりにも短い周期でまつ毛パーマを繰り返すと、まつ毛が痛む原因となります。
まつ毛は1カ月~1が月半の周期で生えかわりを繰り返しているため、その周期に合わせてかけなおしを行うのがおすすめです。
まつ毛パーマをかけてから1カ月~1カ月半くらい経つと、半分くらいのまつ毛は生え変わった状態となっているため、かけなおしをしてもダメージを受けることがありません。
適切なタイミングで定期的にまつ毛パーマをかけることで、まつ毛へ負担を与えることなくきれいにカールした「美まつ毛」をキープすることができますよ。
平均的な持ちを伸ばすには?まつ毛パーマをきれいに保つためのポイントを解説
まつ毛パーマの持続期間には、大きくまつ毛の毛周期が関係していることを紹介しました。
その他にも、施術後に適切な毛を行うことで持ちを良くすることが可能です。
ここからはまつ毛パーマの持ちを良くするポイントを紹介してい行きます。
ポイント①:施術当日は水濡れに注意
まつ毛パーマをかけた直後は、まだまつ毛の状態が安定していません。
そのため水に塗れてしまうとカールが取れやすくなる原因となります。
施術当日は洗顔や入浴は避け、まつ毛が塗れないように注してください。
万が一塗れてしまった場合は、コットンなどで優しくふき取り、ドライヤーの冷風を下からあててしっかりと乾かしましょう。
ポイント②:クレンジングや洗顔時の摩擦に注意
まつ毛パーマは摩擦にとても弱いです。
そのためクレンジングや洗顔時にゴシゴシ擦るのはNG。
マスカラを使う場合は、ウォータープルーフなどの落ちにくいタイプは避け、お湯で簡単に落とせるマスカラを使うようにするのがおすすめ。
また、寝るときの体勢にも気を付けてください。
寝具にまつ毛が当たっていると寝ている間にカールが崩れることもあります。
寝るときは仰向けを心がけましょう。
ポイント③:まつ毛パーマをかけたらビューラーはNG
まつ毛パーマをかけたら、基本的にはビューラーを使う必要がなくなります。
ですが、まつ毛パーマが落ちてきてまつ毛のバラつきが気になり始めた時に、ついつい使ってしまう人もいるのではないでしょうか。
まつ毛パーマをかけた状態でのビューラーは、まつ毛へのダメージがとても大きいです。
抜け毛や切れ毛の原因となり、カールが取れたり、デザインが崩れたりします。
まつ毛パーマをかけたあとは、ビューラーは極力使わないようにしてくださいね。
どうしてもまつ毛のバラつきが気になる場合は、まつ毛パーマをかけなおしをするか、まつ毛を挟まないタイプのホットビューラーを使いましょう。
ポイント④:まつ毛美容液やコーティング剤でケアする
まつ毛パーマの持ちを伸ばすためには、健康的なまつ毛を育てることも有効です。
まつ毛が丈夫になれば切れ毛や抜け毛が少なくなり、結果的にまつ毛パーマの持ちが良くなります。
まつ毛美容液で栄養を与えることで、まつ毛にハリやコシが生まれて、まつ毛が濃く見えるようになることも期待できますよ。
きれいにまつげパーマを保ちたいなら平均的な持ちについて考えよう!
まつ毛パーマの種類と持ちの関係について紹介しました。
まつ毛パーマはカールが緩いものほど取れやすいといった傾向がありましたが、近年は薬剤の品質がかなり向上しています。
「次世代まつ毛パーマ」と呼ばれる施術方法においては、根元のみにパーマをかける施術となりまつ毛全体にカールはつきませんが、他のまつ毛パーマと同様に1カ月~1カ月半ほどの持続期間があります。
そのため、まつ毛パーマの持続期間は、まつ毛パーマの種類よりも毛周期による影響が大きいと言えます。
まつ毛パーマの状態をきれいに保ちたい場合は、毛周期に合わせてパーマをかけなおししていきましょう。
また、施術後に適切にケアすることで、持ちを良くすることができるので、今回紹介したポイントを押さえながらまつ毛パーマを楽しんでみてくださいね。
コメント
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