黒髪だから黒いアイブロウにしたら不自然で野暮ったい印象になったことはありませんか?
実は髪が黒いからと言って黒いアイブロウが似合うとは限りません。
それなら、どんな色のアイブロウにすればよいのでしょうか。
アイブロウは顔の印象を左右する大切な部分で、不自然になったり太さや長さが少し変わるだけであか抜けた印象の顔にするのは難しいです。
黒髪だととくにアイブロウの色を選ぶのは難しく、パーソナルカラーを参考にしたり、髪色とのバランスを見ながら決めなければいけません。
そこで今回は、パーソナルカラーを参考にしながら黒髪×アイブロウの選び方をまとめて解説します。
【イエベ?ブルベ?】黒髪×アイブロウはパーソナルカラーで変わる?
黒髪×アイブロウはパーソナルカラーで変わる理由についてくわしく説明します。
黒髪×アイブロウはパーソナルカラーで変わる?その理由とは
黒髪なら黒のアイブロウにすればよいと思うかもしれませんが、真っ黒の眉だと不自然な印象になることが多いです。
同じ黒髪でも人によって微妙なニュアンスが変わってくるため、基本的にはアイブロウを真っ黒にするのはおすすめできません。
黒髪に合わせるアイブロウを選ぶ時、参考になるのがパーソナルカラーです。
パーソナルカラーに合わせてアイブロウを選ぶことで、肌馴染みが良くてほどよく抜け感のあるおしゃれな印象の眉にしやすくなります。
黒髪はカットによっては野暮ったい印象になりやすいので、眉やメイクで抜け感を作ってあげると重たい印象になりにくいです。
眉は顔の印象を決める部分にもなるので、パーソナルカラーに合わせた色で描きましょう。
そもそもパーソナルカラーってどんなものなの?
そもそもパーソナルカラーとは、髪や肌、瞳などの生まれ持ったボディーカラーをもとに診断したその人に似合う色のことです。
似合う色を見つける診断のことをパーソナルカラー診断と言い、メイクやコーディネート、ヘアカラーなどによく利用されています。
パーソナルカラーは大きく分けるとイエローベース・ブルーベースの2つで、ここからイエベ春・秋、ブルベ夏・冬の4つに分かれます。
パーソナルカラーはくわしく診断しようとすると、顔にドレープと呼ばれる色の布をあてて顔の明るさや変化を見なければいけません。
布を一枚ずつ当てて診断するので、納得感があるのですが時間がかかるので大変です。
大まかにパーソナルカラーを4つに分けると次のような違いがあります。
- イエベ春(明るくて活発な色が似合うタイプ。明度と彩度が高い色が似合う)
- イエベ秋(温かみのある落ち着いた色が似合うタイプ。低彩度・低明度の深い色が似合う)
- ブルベ夏(ソフトで上品な色が似合うタイプ。寒色系やパステルカラーなどの中間色が似合う)
- ブルベ冬(鮮やかな原色系やモノトーンが似合うタイプ。コントラストのはっきりした色が似合う)
パーソナル診断は簡易的にならネットでもできます。
以下のようなサイトなどを参考にしてみてください。
(フェリシモ:タイプ別パーソナルカラー診断)
イエベ・ブルベが違うと黒髪の印象も変わる?眉の色を変えるメリットとは
イエベ・ブルベが違うと肌に映える色が変わってきます。
眉の色を変えることでメイクの肌馴染みが良くなり、よりナチュラルな印象に仕上げられます。
また、パーソナルカラーで眉を描くことでメイクに抜け感をプラスできるのでおしゃれな印象の顔にしたいときにおすすめです。
染めていないナチュラルな状態の黒髪は、同じ黒でも微妙に人によって色が変わってきます。
肌の色も人によって違うので、自然な仕上がりにするためには肌や髪の色に合わせなければいけません。
あか抜けた印象のメイクにしたい場合は黒髪でも眉の色にこだわりましょう。
黒髪に合わせるアイブロウにはどんな色がある?
黒髪に合わせるアイブロウは黒以外にも、ブラウン系やグレー系があります。
ブラウン系でもピンクブラウンやベージュっぽいブラウンなど、種類は様々です。
眉を描くときにはペンシルだけでなくパウダーも使って、一色で描かないこともあります。
定番の色としてはダークブラウンやグレーのほかに、オリーブブラウンなどです。
自眉の色や濃さも人によって違ってくるので、濃い・薄いにあわせて色を変えるのも大切です。
また、なりたいイメージに合わせて色を選ぶこともあります。
パーソナルカラーだけでなく、眉の濃さや目指すイメージに合わせてアイブロウを選びましょう。
イエベ春・イエベ秋におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方を解説
イエベ春・イエベ秋におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方をくわしく説明します。
イエベ春におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方は?
黒髪でイエベ春の人におすすめのアイブロウの選び方のポイントは次の通りです。
- パーソナルカラーで色をしぼる
- なりたいイメージを決める
- 眉の濃さに合わせる
基本的にはこの3つのポイントをおさえるとアイブロウを選びやすくなります。
基本的にアイブロウは髪と瞳の色の中間あたりを選ぶのがおすすめです。
イエベ春の場合、明度と彩度の高い色が似合うので黒髪でも明るくて少し黄みが強めのブラウン系の色が似合います。
ただし、黒髪なので明るくなり過ぎないように注意しましょう。
パーソナルカラーだけでなく、なりたいイメージや眉の濃さに合わせることも大切です。
優しいイメージで眉が薄めなら、柔らかいブロンドやベージュ系の色のアイブロウが使いやすいです。
スタイリッシュなイメージで眉が薄めなら、ペンシルタイプのアイブロウも使用しながら濃いめの黄みが強いブラウンで仕上げましょう。
同じイエベ春でも、仕上がりをイメージしながらアイブロウを選ぶのが大切です。
イエベ秋におすすめの黒髪×アイブロウの選び方は?
イエベ秋もイエベ春と同じように、パーソナルカラーだけでなくなりたいイメージや眉の濃さがアイブロウを選ぶ時のポイントになります。
深くて落ち着いた色が得意なイエベ秋の場合、黒髪に合わせて眉はダークブラウン系で仕上げるのがおすすめです。
ただし、なりたいイメージに合わせて若干色を変えるとほかの部分のメイクとのバランスをとりやすいです。
また、落ち着いた深い色の似合うイエベ秋ですが黒やグレーだと老けた印象になることがあるので注意しましょう。
ダークブラウンも眉全体をのっぺり描きすぎると暗い印象になりがちです。
なるべく眉の足りない部分や隙間を埋めるように、少しずつ書いていくのがポイントです。
眉の濃さに合わせて濃淡を調整することで、あか抜けた印象の眉を作りやすくなります。
アイブロウは髪の色だけでなく、瞳の色に合わせるのも大切です。
黒髪でも瞳の色も見ながら、色を決めましょう。
イエベ春と同じようになりたいイメージに合わせて描くのがおすすめなのですが、イエベ秋の人はもともと眉が濃い人が多いです。
眉が太くなり過ぎたり、濃くなり過ぎないように注意しましょう。
ブルベ夏・ブルベ冬におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方を解説
ブルベ夏・ブルベ冬におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方をくわしく説明します。
ブルベ夏におすすめの黒髪×アイブロウの色の選び方は?
黒髪のブルベ夏の人の場合も、パーソナルカラーとなりたいイメージ、眉の濃さによってアイブロウの色を選びましょう。
ブルベ夏タイプの人の肌は青みがかった透明感が特徴です。
そのため、イエベタイプの人のように黄みの強い色は似合わせにくくなります。
ブルベタイプの人だと夏・冬に限らず、イエベさんに似合う色を持ってくるとくすんだ印象の肌に見えることがあるので注意しましょう。
黒髪のブルベ夏タイプの人の場合、おすすめなのが黒に近いブラウン系の色です。
ブラウン系でも黄みの弱いアイブロウの方がナチュラルに仕上げやすいです。
また、瞳も髪も真っ黒なブルベ夏タイプの人の場合はグレー系のアイブロウもナチュラルに仕上げやすいので試してみてください。
ほかにも、眉にほんのりラベンダー系のパウダーをのせるのもおすすめです。
一色で眉を仕上げるのではなく、さりげなくラベンダー系の色を混ぜることであか抜けた印象のメイクになります。
ラベンダー系のアイブロウのアイテムがない場合は、ピンク系の色が混ざったアイテムを使ってみてください。
黄色っぽさがない色を選ぶのが大切で、ブラウン×ピンクやラベンダーなどのアイブロウを使うと肌馴染みの良い眉に仕上げやすいです。
ブルベ冬におすすめの黒髪×アイブロウの選び方は?
黒髪のブルベ冬タイプの人の場合、コントラストをつけたメイクが似合います。
クールで都会っぽい知的な印象の色が似合うため、アイブロウもりりしい印象のグレー系がおすすめです。
とくに青みが強くて発色の良いカラーがおすすめで、反対に黄みの強いカラーのアイブロウはあまり似合いません。
コントラストは強めのはっきりカラーで、差し色にチェリーレッドやピンク系を使ってあげるとあか抜けた印象の眉になります。
また、ブラック系のアイブロウもおすすめなのですが眉の濃さに合わせて描かないときつめの印象になりやすいので注意しましょう。
ブラウン系を使う場合も、アッシュ系の色が混ざったくすみカラーがおすすめです。
とくにブラウン系のアイテムを購入するときには、黄みが強いものを選ばないように注意しましょう。
アイブロウをブラウンにするなら、アッシュ系やココア系、チェリーブラウンなど黄みの少ないものを選ぶと似合わせやすいです。
【ケイト・エクセル】黒髪×アイブロウはパウダーとペンシルどっちがおすすめ?
黒髪×アイブロウはパウダーとペンシルどっちがおすすめなのかくわしく説明します。
そもそもパウダーとペンシルのアイブロウにはどんな違いがある?
パウダーのアイブロウの特徴はふんわりとしたナチュラルな眉にできることです。
ただし、輪郭や眉尻をはっきり描くのは苦手です。
細かく眉を描くのが苦手なので眉毛を一本一本付け足すように描きたい人に、パウダータイプのアイブロウはあまり向いていません。
ペンシルタイプのアイブロウはパウダーとは反対に、眉の輪郭や眉尻を描くのが得意です。
細かい線が描きやすくて肌に密着させやすく、メリハリのある眉にしたいときにおすすめなのがペンシルタイプです。
とくに眉山や眉尻など、細かく調整したい部分を描きたいときにペンシルタイプは活躍してくれます。
ほかにもアイブロウにはリキッドタイプやマスカラタイプがあります。
リキッドタイプはペンシルタイプと同じように密着度が高くて細かい部分を描くのも得意です。
また、発色良くかけるのですが色の濃さの調整をするのは不得意なアイテムになります。
マスカラタイプは眉毛の色を変えたいときに活躍します。
パウダータイプもペンシルタイプやリキッドタイプも、黒い眉毛はそのままに色を付けたす形で使うアイテムです。
対してマスカラタイプのアイブロウは眉毛の色を変えるため、眉の形の調整は不得意ですがよりナチュラルに仕上げたいときに活躍してくれます。
黒髪の眉を描くときにはペンシルとパウダー両方使ったほうが良い?
黒髪の眉は基本的に濃い目の色で描くことが多いため、濃淡の付け方がポイントになります。
濃淡を付けずに眉を描くとのっぺりした印象になりやすいので、ペンシルとパウダー両方使って立体的に描くのがおすすめです。
眉尻や眉山、輪郭部分はペンシルで描いて、眉毛の隙間を埋めたり眉頭に色を乗せるときにはパウダーを使うなど工夫しましょう。
眉頭は濃くなりすぎると眉の太さが目立ちやすいので、スクリューブラシでぼかしてあげるとあか抜けた印象になります。
また、眉山も少しぼかしてあげた方がはっきり描いた印象の眉になりにくいです。
黒髪でもマスカラタイプのアイブロウを使ったほうが良いの?
黒髪でも眉マスカラを使うことで、顔のくすみを目立たなくしてあか抜けた印象の顔立ちのメイクにしやすくなります。
眉は顔の中でも目立つ部分なので、眉毛のトーンをアップするだけで顔が明るくなってメイクのバランスをとりやすいです。
黒髪だとどうしても野暮ったい印象の顔になりがちなので、あか抜けた印象のメイクにしたい場合は眉マスカラも使ってみてください。
また、眉マスカラは毛流れを整えてくれる効果もあります。
眉毛の生え癖が気になる場合、眉マスカラでコーティングしてあげるとメイク全体のまとまりが出ます。
眉マスカラのコーティングは眉メイクの崩れを抑える効果もあるので、汗で眉が消えやすい人にもおすすめです。
【グレー・ブラウン】黒髪×アイブロウであか抜けた印象にするポイントは?
黒髪×アイブロウであか抜けた印象にするポイントをくわしく説明します。
グレー?ブラウン?黒髪×アイブロウであか抜けるには色が大切
黒髪×アイブロウであか抜けた印象にするためには、パーソナルカラーに合わせた色を使うのが大切です。
一色だけ使うのではなくいくつかの色を使って立体感を出したり、差し色を混ぜてあげることで肌馴染みがさらに良くなります。
また、メイクのバランスをとりやすくするためにも眉の色は大切です。
眉の色を選ぶ時にはアイシャドウやチーク、リップなどの色も考えましょう。
メイクはバランスが大切なので、黒髪を活かすためにはアイブロウの色がポイントになります。
ペンシルやパウダーなどのアイテムを使いながら、美眉を目指しましょう。
眉尻と眉頭が大切!黒髪でアイブロウを描くときのコツを紹介
黒髪の場合、はっきりした眉にしすぎると野暮ったい印象になるので注意が必要です。
とくに眉を描くときに重要なのが、左右のバランスを整えることとメリハリや抜け感をプラスすることです。
眉尻ははっきりと描きつつ眉頭や眉山は少しぼかして、メリハリや抜け感を出すとあか抜けた眉を作りやすくなります。
また、細めのペンシルやリキッドで眉の流れを考えながら一本、一本描くときにも眉の色が大切です。
メイクは離れてみた時と近くで見たときの印象が違うので、全体のバランスを見ながら眉毛を描き足しましょう。
黒髪でもイエベ・ブルベであわせるアイブロウを変えよう!
黒髪でもイエベ・ブルベによってあわせるアイブロウの色が変わってきます。
とくにあか抜けたおしゃれな印象の眉にしたい場合、アイブロウの色は大切です。
人によって似合う色が変わってくるので、同じブラウン系のアイブロウを購入する場合でも事前にどんな色なのか確認しましょう。
ブランドや商品によってアイブロウの色は微妙に違ってくるため、自分に合ったものを選ばなければいけません。
また、商品を選ぶ時には口コミなどで微妙な色の違いを調べておくと失敗しにくくなります。
画像だと色の違いが分かりにくいことがあるため、動画でアイブロウを紹介している人を調べるのもおすすめです。
今回解説したことを参考に、黒髪に合わせるアイブロウを選んでみてください。
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