【徹底分析】まつ毛の植毛をして後悔した?不自然になった?注意点から平均的な値段まで徹底解説

コラム

ふさふさの長いまつ毛は女性にとって憧れですよね。
まつ毛を魅力的に演出するまつ毛美容には、マツエクやまつ毛パーマなど、様々な施術方法があります。

まつ毛を増やす美容施術のひとつに、まつ毛そのものをまぶたに植えつける「まつ毛植毛」という方法があるのをご存じでしょうか。
まつ毛植毛は、マツエクやまつ毛パーマなどの「施術」と違い、まぶたに植毛を行う「手術」となるため、リスクや注意点などをしっかり理解したうえで行う必要があります。

今回は、「まつ毛植毛」の方法と注意ポイント、平均的な値段などについて解説していきます。

  1. そもそもまつ毛の植毛ってどんな施術?どこでできるの?
    1. まつ毛植毛を受けるとき手術の流れを解説
      1. まつ毛植毛の流れ①手術する病院を選び、カウンセリングを受ける
      2. まつ毛植毛の流れ②植毛するための髪の毛を採取する
      3. まつ毛植毛の流れ③採取した髪の毛をまぶたへ植毛する
      4. まつ毛植毛の流れ④ダウンタイム~抜糸
  2. 後悔した?不自然になった?まつ毛の植毛をしたいときの注意ポイントとは
    1. まつ毛植毛の注意ポイント①本来のまつ毛よりも長く成長する場合がある
    2. まつ毛植毛の注意ポイント②まつ毛の生える向きが不自然になる可能性もある
    3. まつ毛植毛の注意ポイント③植えた毛がすべて機能するわけではない
    4. まつ毛植毛の注意ポイント④副作用や合併症のリスクがある
    5. まつ毛植毛の注意ポイント⑤費用とスケジュールに余裕が必要
  3. まつ毛植毛のメリット
    1. メリット①半永久的にまつ毛が生えてくる
    2. メリット②長期的に見た場合、マツエクよりも負担が少ない
    3. メリット③メイク時間が短縮できる
  4. ダウンタイムは?化粧はいつからできる?まつ毛の植毛前のチェックポイントとは
    1. まつ毛植毛のダウンタイムはどれくらい
    2. メイクはいつから開始してOK?
    3. 入浴やシャワーは当日から可能?
  5. 料金はどのくらいかかる?まつ毛の植毛の平均的な値段について解説
  6. まつ毛の植毛をしたいときにはクリニックについてくわしく調べよう!

そもそもまつ毛の植毛ってどんな施術?どこでできるの?

まつ毛植毛は、自分の髪の毛を頭皮ごとを採取し、まつ毛として植毛する手術のことです。
医療行為となり、美容整形外科で行うことができます。

生まれつきまつ毛の少ない方や、怪我や病気などが原因でまつ毛が生えなくなってしまった方がまつ毛を再建修復する目的などで多く用いられます。
近年はまつ毛に対する意識が高まっていることから、「もっとまつ毛を濃くしたい」「まつ毛が細くてスカスカ」などの悩みを持つ方が美容目的で行う事も。

一度植毛すると半永久的に生えてくると言われているため、マツエクやまつ毛パーマのように定期的にサロンに通わなくてもよいと言ったメリットがあります。

まつ毛植毛を受けるとき手術の流れを解説

ここからはまつ毛植毛を受けるときの流れを解説していきます。

まつ毛植毛の流れ①手術する病院を選び、カウンセリングを受ける

まずは病院のウェブサイトやいくつかをチェックし、まつ毛植毛を受ける病院を選びます。
口コミや症例をしっかりチェックして、希望に合いそうなクリニックをピックアップしていきましょう。
また、まつ毛植毛はクリニックに何度か通う必要があるため、「自宅から通える範囲なのか」というところも大切なポイントとなってきます。

予約をし、医師のカウンセリングをうけて、どのように手術していくのかを相談しながら決めていきます。

まつ毛植毛の流れ②植毛するための髪の毛を採取する

カウンセリングを終えたら、手術を受けます。

まずはじめに髪の毛を頭皮ごと数センチ切り取ります。
頭皮を切り取ると聞くとちょっと怖いと感じる人もいるかもしれませんが、局所麻酔をかけて行うため、痛みはほとんど感じません。(個人差があります)

また、切り取る部分の大きさは1センチ〜2センチ程度とそこまで大きくはなく、頭皮は後頭部から採取するので女性の場合は髪の毛で隠せる場合がほとんどです。
切り取った部分の傷あとは、数年でほとんど目立たなくなります。

まつ毛植毛の流れ③採取した髪の毛をまぶたへ植毛する

切り取った髪の毛を毛根ごと1本ずつ分け、まぶたに植え付けていきます。
植毛する本数や病院によって異なりますが、植毛にかかる時間は1~2時間程度です。

入院は必要なく、頭皮の採取を含めて当日中にまつ毛の植毛を完了することができます。

まつ毛植毛の流れ④ダウンタイム~抜糸

植毛をしたら、数週間後に再度病院で診察を受け、抜糸を行います。
その後は術後の状態の確認のために数回通院し、経過が良好であればまつげ植毛の手術はすべて完了です。

植毛後は腫れや内出血などのダウンタイムがありますが、数週間で落ち着いてくるので安心してくださいね。

後悔した?不自然になった?まつ毛の植毛をしたいときの注意ポイントとは

まつ毛植毛は、基本的には自分の髪の毛を植毛します。
々が髪の毛であるため、本物のまつ毛とまったく同じ」といった状態にはなりません。

そのため、「不自然になった」や「後悔した」という声もあり、メリット・デメリットをしっかりと理解したうえで手術を受ける必要があります。
ここからは、まつ毛植毛を受けるときの注意ポイントを紹介していきます。

まつ毛植毛の注意ポイント①本来のまつ毛よりも長く成長する場合がある

まつ毛は数か月で生え変わりますが、髪の毛の成長サイクルは2年~6年ほどです。
本物のまつ毛と比べて成長サイクルが長いため、植毛した毛は髪の毛のように伸びすぎてしまう可能性があります。

その場合は定期的にカットするなどのメンテナンスが必要です。

まつ毛植毛の注意ポイント②まつ毛の生える向きが不自然になる可能性もある

まつ毛植毛は、できるだけ自まつ毛と同じ向きになるように手術を行いますが、本来のまつげのように自然な角度にはなりません。
上まつ毛は下向きに、下まつ毛は上向きにといったように、本来のまつ毛とは逆方向になる可能性もあります。

特に下まつ毛への手術は非常に難易度の高い手術のため、病院によっては断られてしまうことも。
手術を受ける前にしっかりとリスクやデメリットについて確認をしましょう。

まつ毛植毛の注意ポイント③植えた毛がすべて機能するわけではない

移植した器官が定着し、きちんと機能することを「生着する」と言いますが、まつ毛植毛手術で植え付けたまつ毛が生着する確率は50%〜90%と言われています。

生着率には個人差があるため、人によっては思ったような仕上がりにならないこともあります。

まつ毛植毛の注意ポイント④副作用や合併症のリスクがある

まつ毛植毛は外科手術となるため、以下の副作用が起こる可能性もあります。
必ず起こるといったものではありませんが、これらのリスクがあるという事も頭に入れておく必要があります。

  • 植毛部や髪の毛を採取した部分の感染
  • まぶたや二重のラインが変化したり、左右差が生じる
  • 植毛したまつ毛が原因で皮膚炎が生じる
  • 髪の毛を採取した部分周辺の麻痺

まつ毛植毛の注意ポイント⑤費用とスケジュールに余裕が必要

詳しくは後述しますが、まつ毛植毛は自由診療の外科手術となるため、費用がとても高額になります。
また、ダウンタイムがあるため、手術を受ける場合はまとまった休暇を取る必要があるでしょう。

まつ毛植毛のメリット

まつ毛植毛はリスクやデメリットもありますが、植毛によって得られるメリットとはどのような物があるのでしょうか。
ここからはまつ毛植毛のメリットについて紹介していきます。

メリット①半永久的にまつ毛が生えてくる

まつ毛植毛の最大のメリットは、効果が半永久的であるという事です。
本来のまつ毛と同じように、抜けてしまってもまた生えかわりで新しい毛が生えてくるため、マツエクのように定期的にサロンに通う必要もありません。

また、元が髪の毛であるため、生えてくるまつ毛は太くしっかりしています。
長くてふさふさのまつ毛を求める人には嬉しい効果と言えます。

メリット②長期的に見た場合、マツエクよりも負担が少ない

マツエクを何年も継続的に行っていると、まつ毛やまぶたへの負担が蓄積していきます。
また、マツエクを装着している間はクレンジングや摩擦に注意しなければなりません。

長期的に見た場合に、マツエクよりも負担や制約が少ないといった点もメリットとなります。

メリット③メイク時間が短縮できる

まつ毛植毛は元が髪の毛であるため、太さを長さをしっかりと確保できます。

マスカラやつけまつ毛などをする手間がなくなるため、アイメイクに時間がかかっていた人は大幅に軽減することができるでしょう。

ダウンタイムは?化粧はいつからできる?まつ毛の植毛前のチェックポイントとは

まつ毛植毛は、外科手術となるため、手術のあとは腫れや内出血などが起こります。

ここからは術後のダウンタイムやメイクの開始時期など、まつ毛植毛を行う前に知っておきたいチェックポイントについて紹介していきます。

まつ毛植毛のダウンタイムはどれくらい

まつ毛植毛の術後のダウンタイムは1〜2週間ほどです。
腫れたり内出血したりするので、ダウンタイムを考慮してスケジュールを調整することをおすすめします。

ダウンタイム中でもコンシーラーやファンデーションの使用は可能なので、どうしても予定を調整できない場合はメイクで目立たなくすることも可能です。
腫れを軽減するために、植毛翌日から2日程度は飲酒や激しい運動は避けましょう。

また植毛した毛は、1か月〜3か月程で一度抜け落ちますが、これはまつ毛が生着し、毛根が正常に機能しているサインです。
数か月すると再び新しい毛が生えてくるため安心してください。

メイクはいつから開始してOK?

目元以外のメイクであれば、術後当日からすることができます。
アイメイクは1週間後からOKですが、ビューラーやまつげパーマを行う場合は、植毛したまつ毛が安定するまで待ちましょう。(およそ1か月程度)

入浴やシャワーは当日から可能?

手術当日は、目以外の部分の洗顔が可能です。
シャワーをする場合は、手術した部分が濡れないように注意してください。

目の周りの洗顔や、洗髪、入浴は3日〜4日後から行うようにしましょう。

料金はどのくらいかかる?まつ毛の植毛の平均的な値段について解説

まつ毛植毛は自由診療になるため、健康保険の適用はすることができません。
そのため、費用はとても高額になります。

クリニックや本数によって異なりますが、両目に植毛を行った場合、約50万から100万円以上の費用がかかります。
クリニックによって価格設定にかなり違いがあるため、予算と相談しながらクリニックを選びましょう。

あまりお金をかけられない場合は、症例モニターを検討してみるのもひとつの手です。
美容クリニックの場合は、手術の症例モニターを募集している場合があります。
通常の料金よりもかなり安く手術を受けることができるので、症例モニターを募集しているかどうかチェックしてみましょう。

ただし、まつ毛植毛はとても繊細な技術を要する手術のため、自分がしっかりと納得した上で受けるようにしましょう。

まつ毛の植毛をしたいときにはクリニックについてくわしく調べよう!

今回はまつ毛の植毛について紹介しました。

医療行為となり、デメリットやリスクも多いまつ毛植毛ですが、本来のまつ毛のように半永久的に長く太いまつ毛を手に入れることができます。
まつ毛が極端に少ない、細い、短いといったお悩みを持つ方にはとても大きなメリットになるのではないでしょうか。

高い技術の必要な手術であり、クリニックによって仕上がりや価格に大きな差があります。
そのためクリニックのウェブサイトや口コミ、症例をしっかりチェックしたうえでクリニックを選ぶことが大切です。

まつ毛植毛は受けてみたいけれど、リスクが怖いといった場合は、まずはまつ毛の美容液を使ってまつ毛育毛から初めてみるのもおすすめですよ。

まつげ植毛を受ける場合は、リスクやデメリットを理解・納得した上で、信頼できるクリニックで手術を受けましょう。

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