逆さまつげが原因でアイメイクを楽しめない人はまつげパーマをするのがおすすめです。
まつげパーマのもちは約1ヶ月と言われているので、ビューラーでまつ毛を上げるよりストレスも少なく済みます。
逆さまつ毛の対処法として人気なまつ毛パーマですが、逆さまつげになる根本の原因やまつげパーマの特徴を詳しく理解できている人は少ないはず。
そこで今回は、逆さまつげの原因や特徴と合わせて、まつげパーマがおすすめできる理由と特徴を詳しく解説します。
逆さまつげのせいで視界が悪い…マスカラが塗れない…と、お悩みの人はぜひ参考にしてくださいね。
一重に多い？逆さまつげの原因とまつげパーマがおすすめな理由を解説
まず、逆さまつげの原因や特徴を詳しく解説します。
一重に多いイメージの逆さまつげですが、実はまぶたの厚みやまつ毛の生え方によって下記の3種類に分かれているんです。
- 眼瞼内反（がんけんないはん）
- 睫毛内反（しょうもうないはん）
- 睫毛乱生（しょうもうらんせい）
眼瞼内反はまつ毛の生え方は正常ですが、まぶた全体が分厚く内側に盛り上がっていることでまつ毛も内側に向いてしまう病気のこと。
逆に睫毛内反はまぶたの形や厚みが正常ですが、まつ毛自体が内側に生えている状態で乳幼児に多いと言われています。
最後に、睫毛乱生はまぶたや皮膚の盛り上がりに関係なく、毛根の炎症が原因でまつ毛が不規則な向きに生えてしまう病気です。
そのため、正常に上を向いているまつ毛と逆さになっているまつげが混在しているという特徴があります。
これら3種類を総称して「逆さまつげ」と言いますが、どれも角膜や結膜を傷付けてしまうので下記のような症状が出る可能性が高いです。
- 充血
- 涙が多くなる
- 目ヤニが出る
- 視力低下
乳幼児のまつ毛は柔らかくあまり症状が出ないと言われていますが、大人になるにつれ違和感が強くなるのが逆さまつげの嫌なところ。
まつ毛が視界に入ることで日常生活が困難になる人もいるので、逆さまつげは深刻な病気であることを覚えておきましょう。
逆さまつげにまつげパーマがおすすめな理由を解説
ここからは、逆さまつげにまつげパーマがおすすめな理由を解説します。
なぜ、まつげパーマが逆さまつげ改善に良いかと言うと、パーマ剤を塗ることで一定期間まつ毛の向きを矯正できるから。
まつ毛パーマはロッドをまぶたに貼り付け、専用のパーマ剤をまつ毛に浸透させるという施術です。
パーマ剤が浸透すればまつ毛にくるんとしたカールが付くので、逆さまつげも自然に改善することができますよ。
まつげパーマをする際、自分のまぶたに合うロッドがないのでは？と不安になる人もいるようですが、サロンにはいろいろなまぶたに合う数種類のロッドが揃っているんです。
そのため、まつげパーマは眼瞼内反（がんけんないはん）でまぶたが厚い人でもしっかりカールを付けることができます。
そして、まつ毛パーマのもちは約1ヶ月と言われていますが、2回3回と施術を続けることでパーマ剤がまつ毛に馴染みカールのクセが戻りにくくなるんです。
さらに、最近ではほとんどのサロンでそれぞれのお客さまに1番似合う「似合わせパーマ」を紹介してくれます。
自分に似合うデザインのまつ毛なら毎日のアイメイクが楽しくなるので、逆さまつげがコンプレックスの人はまつげパーマで一気に垢ぬける可能性も！
加えて視界も良好になり日常生活がグッと楽になるので、症状の重さに関係なく逆さまつげでお悩みの人にはまつげパーマがおすすめなんです。
【マツエク・ビューラー】まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策は？
まつげパーマが逆さまつげにおすすめなのは分かったけど、マツエクはどうなの？自分でできる対処法はないの？など、その他の改善方法が気になっている人も多いはず。
逆さまつげを改善するには、まつげパーマ以外の施術や本格的な治療などが思い浮かびますよね。
そこでここからは、まつげパーマ以外の逆さまつげ改善策を詳しく紹介します。
まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策①マツエク
実は、まつげパーマだけではなくマツエクも逆さまつげ改善に効果のある施術なんです。
マツエクはエクステの重みで下まつ毛のクセを通常の向きに矯正する効果が期待できます。
そのため、上まつ毛ではなく下まつ毛の逆さまつげ改善になりますが、生え方やまつ毛状態によってはグルーの持ちが悪く効果を実感できない可能性も。
しかも下まつ毛限定ということもあり、上下のバランスを考えるとあまりおすすめはできない対処法になってしまいます。
まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策②レーザー脱毛
レーザー脱毛は主に涙点付近の逆さまつげに効果的です。
ピンポイントで逆さまつげを脱毛できるので、特に睫毛乱生（しょうもうらんせい）の人向けの改善策として提案されています。
レーザー脱毛をすればまつ毛がなくなるので逆さまつげのストレスからは解放されますが、1回の治療でまつ毛が完全に生えてこなくなる訳ではありません。
脱毛は3回4回と何度も通う必要があるので、時間や費用を考えるとやはりまつげパーマの方がおすすめできます。
まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策③外科手術
外科手術は埋没法や切開法があり、まぶたの重い眼瞼内反（がんけんないはん）には切開法が効果的だと言う意見も。
余分な皮膚を取り除くことでまつ毛の向きが改善されますが、目元全体の腫れや違和感など、ダウンタイムの長さやリスクが大きすぎます。
当然保険適用外なので費用もかかり、精神的な不安が多いことからこちらもおすすめはできません。
埋没法は切開法よりダウンタイムが短くリスクも少ない治療ですが、逆さまつげ改善にはあまり効果が得られないようです。
しかも、逆さまつげ改善を目的として埋没法をするなら二重の幅を狭くしなければならないので、自由にデザインを決められないというデメリットも。
以上のことから、やはり埋没法などの外科手術はコスパが悪く逆さまつげ対策には不向きということになります。
まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策④ビューラー・ホットビューラー
自宅でできる改善策として、1番手軽に始められるのはビューラーやホットビューラーです。
痛みや費用の心配も少ないので、最も始めやすい逆さまつげ改善策ですよね。
しかし、ビューラーやホットビューラーは持続時間が短く数時間で逆さまつげに戻ってしまいます。
しかも、ビューラーは無理やりまつ毛にクセを付ける方法なのでやりすぎると抜け毛が多くなってしまう可能性も。
以上のことを考えると、ビューラー・ホットビューラーはマスカラを塗る日を決めてやりすぎない程度に使うなど少し工夫が必要です。
まつ毛パーマ以外の逆さまつげ改善策⑤抜毛
逆さまつげが睫毛乱生（しょうもうらんせい）の人は毛抜きでまつ毛を抜くこともできますが、やりすぎると感染症などの原因になるのであまりおすすめはできません。
さらに、まつ毛を抜いてもまた新しいまつ毛が生えてくるので、短いまつ毛がチクチクして逆に不快感が強くなる可能性も。
まつ毛を抜けば一時的に逆さまつげが解消されますが、根本的な解決にはならず抜き続ける行為は眼球にも良くありません。
以上のことから、やはり逆さまつげにはまつげパーマが1番おすすめできます。
まつげパーマも定期的なメンテナンスが必要になりますが、持続期間・費用・リスクのバランスを考えると他の逆さまつげ改善策より試しやすいですよね。
【下まつ毛・上まつ毛】逆さまつ毛と相性の良いまつげパーマとは？
先ほど、逆さまつげには3種類の原因があると解説しましたが、実は下まつ毛だけが逆さまつげの人など上下でまつ毛の生え方が違う人も多いです。
最近はまつげパーマも進化しており「次世代パーマ」「ラッシュリフト」など種類がどんどん増えてきています。
せっかくなら逆さまつげ改善のためだけではなく、自分に似合うまつげパーマを試して劇的な変化を実感したいですよね。
そこでここからは、逆さまつげの症状別で相性が良いのはどんなまつげパーマなのかを紹介します。
逆さまつげと相性の良いまつげパーマ①眼瞼内反（がんけんないはん）
まぶたが分厚く上のまつ毛が下を向いてしまっている逆さまつげさん。
こちらはラッシュリフトでまつ毛を根元からグッと立ち上げていますね。
ラッシュリフトをすることでリフトアップ効果が期待でき、まぶたが引っ張られ目が大きく見えるという嬉しい効果も！
また、眼瞼内反の人は、まぶたにまつ毛が隠れまつ毛が短く見えてしまうことも多いですが、根本から立ち上げることでまつ毛をより長く見せることができます。
逆さまつげと相性の良いまつげパーマ②睫毛内反（しょうもうないはん）
こちらは下まつ毛が内側に生えてしまっている逆さまつげさん。
下まぶたの厚みは正常なので、逆さまつげはくるんとした緩やかなカールを付けるだけで改善されていますね。
このように上下でまつげパーマをすればマスカラを塗ってなくても存在感が出るので、上まつ毛はラッシュリフト・下まつ毛は従来のまつげパーマなど、まぶたやまつ毛に合わせて施術を組み合わせるのもアリですよ。
逆さまつげと相性の良いまつげパーマ③睫毛乱生（しょうもうらんせい）
下まつ毛の一部にクセ毛がある逆さまつげさん。
こちらも下まぶたが綺麗なので、緩やかなカールを付けて逆さまつげをカバーできていますね。
このように、まつげパーマはまぶた・まつ毛の長さ・逆さまつげの症状なので似合うデザインが少し変わってきます。
しかし、どれも逆さまつげはしっかり改善されているので、アイリストさんと相談し自分と相性の良いまつげパーマをお願いしてくださいね。
まつげパーマは逆さまつげ改善におすすめ！上下マツパで目元の印象を変えよう
まつげパーマは逆さまつげ改善におすすめの方法です。
逆さまつげの症状は人それぞれなので、場合によっては上下まつげパーマをして目元をグッと華やかにすることもできます。
逆さまつげが気になる人は自分のまつ毛状態を把握した上で、症状に合ったまつげパーマ・ラッシュリフトをアイリストと決めてくださいね。
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