【保存版】まつ毛の生え際にできものができた！痛みや赤みがあるときの対処法を解説

まつ毛の生え際に白いできものができた！という経験はありませんか？
白いできものは気付いたらなくなっていることもありますが、放っておくて痛みや赤みが強くなりできものが悪化してしまう可能性も…。

そこで今回は、まつ毛の生え際にできる白いできものは何なのか？という疑問を解決し、できものが悪化しないための対処法を合わせて紹介します。

そもそもまつ毛の生え際にできものができた時に考えられる理由とは

まつ毛の生え際にできる白いプツプツしたできもの。
あまり気にならないという人もいますが「瞬きするときに気になる」「潰したくなる」など、できものがあるだけで違和感や不快感が強い！という人が多いですよね。

このまつ毛の生え際に白いできものができる原因は、マイボーム腺の出口が詰まり油分が固まってしまうから。
病名は「マイボーム腺梗塞」または「マイボーム腺機能不全」と言われています。

マイボーム腺とは、涙が蒸発しないよう油分を分泌するまぶたの中にある腺のことです。
目を乾燥から守るだけではなく、ゴミを洗い流したり角膜へ栄養を届けたりする大切な役割があります。

しかし、このマイボーム腺が何らかの原因で詰まってしまうと、油分が流されずまつ毛の生え際に白いできものとして残ってしまうということなんです。

まつ毛の生え際の白いできもの、マイボーム腺梗塞になってしまう原因は、

などが挙げられます。
マイボーム腺梗塞は60歳以上の人に多い病気でしたが、最近は若い女性にも多く見られるようになりました。

理由はマツエクやまつ毛パーマで目元が気になり、十分なクレンジングができていない人が多いからです。
さらに、コンタクトレンズのケアをしないまま長期間使用している人が多いのもマイボーム腺梗塞になる若者が多い理由の1つ。

このように、目元が不衛生な状態だとマイボーム腺が詰まりやすくなり、まつ毛の生え際に白いできものができるマイボーム腺梗塞になってしまいます。
不衛生な状態が続くとできものが悪化してしまう可能性があるので、目元の不快感が治らないなら早めに病院で診てもらいましょう。

まつ毛の生え際の白いできものは痛みや赤みはありませんが、放っておくと「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」という病気になってしまう可能性があります。

麦粒腫とはいわゆる「ものもらい」のことで、「めばちこ」「めいぼ」などと呼ばれることも。

この麦粒腫は白いできもの(マイボーム腺梗塞)だったものに細菌が入り、感染により化膿した状態のことです。
感染しやすい人の特徴は、

など、主に免疫力が低下している状態の人に多いです。
麦粒腫になってしまうと、まぶたが赤く腫れあがり痛みやかゆみが治まらないという人も。

人に感染することはありませんが、いつまでも放置するとできものがしこりになってそのまま残ってしまう可能性があります。

そうなると薬での治療が困難になるので、白いできものが赤くなり痛みが出始めたら一刻も早く病院で適切な治療を受けてくださいね。

まつ毛の生え際の白いできもの(マイボーム腺梗塞)がものもらい(麦粒腫)にならないように、普段から目元のケアを徹底して行いましょう。

白いできものがあったけど気付いたら治ってた！という人も多いですが、せっかくならホームケアを覚えてできものの発症を無くしたいですよね。
自宅でできる目元のケアとは、

などが挙げられます。
特にアイシャンプーはアイメイクをする人におすすめのホームケアです。

アイシャンプーは眼科でも販売されていますが、ドラッグストアやネットでも購入できるのでクレンジング不足でドライアイ気味…という人はぜひ試してみてくださいね。
そしてコンタクトレンズのお手入れに自信がない人は、1日使い捨ての1dayタイプに変えてみましょう。

さらに、マイボーム腺の詰まり防止のために蒸しタオルでまぶたを保湿するのもおすすめ。
蒸しタオルを乗せるとリラックス効果も高まるので、パソコンやスマホで目が疲れている人は1度試してみてくださいね。

最後に不衛生な手で目を触らないよう、手洗いを徹底して白いできものができにくい環境を作りましょう。

まつ毛の生え際に白いできものができても、ほとんどは時間が経てば無くなっていきます。
しかし、白いできものがものもらいに悪化する可能性があることも覚えておきましょう。

ホームケアだけでは不安なら、白いできものができた段階で病院に行きお医者さんから適切な診療を受け、ものもらいができるのを回避してくださいね。