【保存版】まつ毛が生え変わる毛周期ってどのくらい?見分け方や平均的に抜ける量を解説

コラム

マスク生活が日常となった現在、目元の印象をアップさせるまつ毛の育毛に注目が集まっています。
まつ毛をしっかりと育てるためには、まつ毛のメカニズムを知ることが大切です。

今回はそんなまつ毛のメカニズムの中でも、育毛にとって大切なポイントであるまつ毛の毛周期について紹介していきます。
毛周期を知っておくことで、効果的にまつ毛の育毛やまつ毛美容を楽しむことができますよ。

生え変わる期間や、見分け方、毛周期に抜けるまつ毛の量などについても解説していくので参考にしてみてくださいね!

自分で見分けることってできる?まつ毛が生え変わる毛周期とは

髪の毛や体毛には毛の生え変わるサイクルがあり、これを毛周期と言います。
髪の毛はだいたい、男性で3年~5年、女性が4年~6年で生え変わりますが、まつ毛はこれよりもずっと短いサイクルで生え変わっていきます。

まつ毛の場合の毛周期は、個人差はありますがおよそ3週間~4カ月程です。
まつ毛が髪の毛のように伸び続けずに、長さが一定に保たれるのは毛周期が短いためなんですよ。

毛周期には4つの段階がある

まつ毛の毛周期には段階があり、大きく4つのステップに分かれます。

成長初期:まつ毛が生え始める時期

皮膚の中でまつ毛の成長が始まる段階を、成長初期と言います。
この時期のまつ毛は、産毛のように細くコシのない状態です。
この成長初期から成長後期にかけてたっぷりと栄養を吸収することで、強く健康なまつ毛に育っていきます。

成長後期:まつ毛にコシが出始める

まつ毛が伸びて成長していく時期です。
徐々にコシがでてきて、太く長く成長していきます。

退行期:まつ毛の成長がストップする

まつ毛が太く長く伸び切った状態です。
成長がストップし、抜ける準備が始まります。

抜ける準備が始まるとは言っても、すぐに抜けてしまうわけではありません。
この時期のまつ毛はこれ以上伸びることがないため、マツエクを装着するのに適しています。

休止期:まつ毛が抜け始める

まつ毛が少しずつ抜け始めます。
この時期のまつ毛は非常に抜けやすい状態となっており、少しの刺激で抜けてしまいます。

皮膚の下では新しいまつ毛が生まれており、次の成長期に入る準備が始まります。

まつ毛が生え変わる時期を見分ける方法

まつ毛の生えかわり時期を正確に見分けることは、熟練のアイリストでも難しいと言われています。
ですが、生えかわりのサインが全くないわけではありません。

自分のまつ毛に「少し触っただけで抜けるまつ毛が増えた」「長いまつ毛が増えてきた」といった兆候が見られたら、まつ毛の生えかわりの時期が近づいていると考えてよいでしょう。

平均的に抜ける量ってどのくらい?毛周期内のまつ毛の本数を解説

まつ毛が毛周期によって抜ける平均的な本数は、1日に5本前後です。

まつ毛の毛周期は、基本的には常に一定の本数を保ちながら生えかわりを繰り返すようになっています。
ですが、毛周期の乱れや生活習慣によって、毛周期以上に抜けてしまい、なかなか生えてこない状態になってしまうこともあります。

まつ毛の抜け毛を引き起こす要因とは

まつ毛が毎日5本以上抜け、隙間が目立つようになった場合には、生活の中に以下のような要因がないかチェックしてみましょう。

抜け毛の要因①:ビューラーやマスカラ、過度なアイメイク

過度なアイメイクや、ビューラーは、成長途中のまつ毛の抜け毛や切れ毛の原因となります。
また、マツエクやマスカラもまつ毛の負担となるため、要注意です。

抜け毛の要因②:栄養不足やストレスによる影響

偏った食生活や睡眠不足などの生活習慣の乱れや、ストレスなどもまつ毛の脱毛の原因となります。

まつ毛の成長が最も活発になるのは、PM10:00~AM2:00の間です。
この時間にたっぷりと睡眠をとり、バランスの良い食事を心がけることが健康なまつ毛の育成に繋がります。

抜け毛の要因③:加齢や出産による毛周期の乱れ

出産や加齢によってもまつ毛の脱毛が進むことがあります。

妊娠中~出産にかけての脱毛は、ホルモンバランスの変化によって一時的に起こります。
また、加齢により毛周期のサイクルが乱れることで、まつ毛がスカスカ状態になることがあります。

脱毛を防ぐためにはどうしたらいい?

まつ毛の脱毛を防ぐためには、まつ毛の育毛環境を整える事が大切です。
ここからは、脱毛を防ぎ健康的なまつ毛を育てるためのポイントを紹介していきます。

まつ毛にとって乾燥はNG

まつ毛自体にとって乾燥は大敵です。
また、質のよいまつ毛を育てるためには、まつ毛の土台となるまぶたの乾燥もNGとなります。

太くしっかりしたまつ毛を育てるために、まぶたから保湿をしっかりと行う事が大切です。

目元は清潔に保とう

メイクや皮脂などでまぶたやまつ毛が汚れていると、健康的なまつ毛が育ちません。

毎日のクレンジングや洗顔で目元を清潔に保ちましょう。
ウォータープルーフなどの落ちにくいアイメイクをなるべく使わないことも、育毛に役立ちます。

生活習慣を整える

健康なまつ毛の育成には、ホルモンバランスを整えることが大切です。
ホルモンバランスを整えるために、たっぷりと睡眠と栄養をとり、規則正しい生活を心がけましょう。

毛周期のせいでまつ毛がスカスカな時期に美容液って使っていいの?

季節や体調など、生活習慣などの要因によって毛周期が乱れると、まつ毛の生えかわりがうまくいかずスカスカになってしまう事があります。
スカスカな状態から健康なまつ毛を育てるためには、まつ毛の土台となる毛包にたっぷりと栄養を与え、状態を整えることが大切です。

まつ毛美容液には、まつ毛の土台のコンディションを整える効果もあるため、毛周期のスカスカまつ毛にも有効です。
これから生まれてくるまつ毛にしっかりと栄養を与えることで、太くしっかりとしたまつ毛を育てることができますよ。

まつ毛美容液の効果的な使い方

まつ毛美容液の効果をしっかりと発揮するためには、いくつかのポイントがあります。
ここからはまつ毛美容液を効果的に使う方法について紹介していきます。

美容液を塗る前に目元の汚れをしっかりとオフしよう

まつ毛に汚れやメイクが残っていると、美容成分がきちんと浸透せず効果が半減してしまいます。
まつ毛美容液を使う前にはしっかりとクレンジングと洗顔を行い、十分に汚れをオフしてから塗るようにしましょう。

塗るタイミングは朝晩の洗顔後や、就寝前がおすすめ

まつ毛美容液を塗るタイミングは、朝と夜の洗顔後に塗るのが基本です。

もしくは、まつ毛のゴールデンタイムであるPM10:00〜AM2:00の間にあわせて、就寝前に使用するのもおすすめ。
この時間帯はまつ毛の成長が活発になるため栄養を吸収しやすく、よりまつ毛の成長を促進することができますよ。

まつ毛の生え際までしっかりと塗る

強いまつ毛を育てるためには、美容液をまつ毛の生え際までしっかりと浸透させることが大切です。

まつ毛の生え際が見えるようにまぶたを持ち上げ、根元から毛先に向かって丁寧に塗っていきましょう。
下からすくい上げるように塗るだけではなく、上側からも塗ってあげると、美容液がムラになりません。

まつ毛が生え変わる毛周期に抜ける量をおさえる対策をしよう!

まつ毛の毛周期を正しく理解することで、抜け毛を抑え健康的なまつ毛の育成に繋げることができます。
まつ毛を育毛することで、太く長いまつ毛を手に入れることができ、印象的な目元を演出することができますよ。

また、マツエクやまつ毛パーマなどのまつ毛美容は、それぞれ適した毛周期にあわせて行うことで、きれいな状態を長く楽しむことが可能です。

まつ毛の毛周期を知って、効果的にまつ毛の育毛やまつ毛美容を楽しみましょう。

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